Romax 2022 Release

Romax 2022:新しいモデリング環境、RomaxとAdamsおよびQUINDOSがリンク

2022年5月25日

Hexagonは、製品ポートフォリオ全体において新機能を追加し、また機能が向上したRomaxソフトウェア2022を発表いたします。

Conceptのお客様が長年愛してきた2Dモデリング機能がメインのRomaxアプリケーションに組み込まれているため、Enduro、Spectrum、Energy、Spin、およびEvolveでモデルを構築および編集できます。 この新しいシステムレベルのワークシートは、初心者でも使いやすい直感的で高速なモデリングを可能にするドラッグアンドドロップ機能を備えています。 Conceptで設計を開始してから、モデルを他のRomax製品に転送することも可能です。またはモデルジオメトリをCADからRomaxに取り込むこともできます。 いずれにせよ、Romaxアプリケーション内では2Dモデラーを使用してモデルをすばやく簡単に編集でき、また以前よりもはるかに迅速にゼロから構築することも可能です。

また、プロセスを改善し、コラボレーションと汎用化を促進することを目的として、Adamsとの新しいワークフローにより、トランスミッションとePowertrainモデルをRomaxで簡単に作成し、Adamsに転送してシステムレベルのシミュレーションに含めることができます。このことは同じePowertrainモデルを静的および定常状態の動的解析(Romax)と過渡的な非線形解析(Adams)に使用できることも意味します。 RomaxとAdamsのテクノロジーは、HexagonのSystem Dynamicsチーム内で統合されており、共通のお客様が直面する問題に対する新しいソリューションを提供し、テクノロジーのエクスペリエンスを向上させるために協力しています。

2021のリリースでは、モーターの迅速なサイジングと評価のための、クラウドベースの無料ツールであるJMAG-Expressを使用したワークフローを発表しました。2022のリリースでは、新しく開発した機能により、ユーザーはRomax環境内からツールを開き、モーター設計し、初期段階の構造解析の一部として機械形状をRomaxモデルに直接インポートできます。すべて数分以内です。

2022リリースでは新しい高度なベアリング機能が実現します。 高速かつ低負荷で動作するベアリングはスキッディングと呼ばれる動的な現象を起こしやすい傾向があります。これは転動体と転動面の全体的なスライドです。これは、転動体と転動面間の摩擦力が引摺りと慣性力に対して十分でない場合に発生します。特定の状況でのスキッディングは、過度の摩擦熱の発生と高い表面せん断応力を引き起こすことが知られています。これは、一般的な疲労破壊よりもっと前にベアリング故障につながる可能性があります。この挙動の予測は、内部負荷分担、潤滑剤特性、温度、内部クリアランスなどの多くのパラメータに依存するため、困難な作業です。また、スキッディングは一時的な動的現象であるため、準静的モデルを使用して予測することはできません。 Romax 2022の新機能として、標準的な方法では考慮されていない故障モードを解析するためのデスクトップアプリケーションとして、ベアリングダイナミクス機能を再リリースします。UIを更新し、新しいベアリングタイプをサポートしました。

ますます、業界のトレンドとプレッシャーにより、エンジニアは設計と製造を同時に検討するか、少なくとも一方が他方に与える影響を検討するようになっています。円筒形ギア歯面測定データは、Gear Data Exchange(GDE)オープンフォーマットを使用してインポートできるようになりました。このデータが適用されたギアは、歯当たり解析とGBTE解析を使用して通常どおりに解析し、荷重分布、伝達誤差、接触応力など歯面の接触結果を評価できます。これにより、Romaxモデルをシステムとサブシステムのデジタルツインとして利用できるようになり、ギアを分離して扱う従来の幾何公差ベースのアプローチを使用してギアの測定データを使用した検討が強化されます。測定されたデータはRomaxソフトウェアの比較ツールを使用して、設計および仮想的に製造された形状と比較することもできます。 標準のVDI/VDE 2610で指定されているように、詳細な円筒形ギアのマクロおよびマイクロジオメトリパラメータをGear Data Exchange(GDE)オープンフォーマットでエクスポートすることもできます。これにより、この形式をサポートする他のソフトウェアがRomaxソフトウェアからデータを簡単にインポートできるようになり、手動によるデータ入力が不要または最小限に抑えられるため、時間が節約され、人的エラーの可能性が減少します。

これらの主要な新機能に加えて、Romax 2022には、主要な市場動向と顧客のニーズに基づいて、他の多くの機能と拡張機能が含まれています。等価放射音(ERP)、パラメトリックスタディ、バッチ実行の改善、ISO 6336-20 / 21:2017ギアスカッフィングの計算サポート、ベアリングの振動周波数と次数のレポート、潤滑油噴霧によるギア噛合損失の計算を含めるなど。

既存のお客様は、 サポートポータルにアクセスし、オンデマンドのウェビナーをご覧になることで詳細を確認できます。 既存のサポート契約を結んでいらっしゃらない場合でもこれらの新機能にご関心がある場合は弊社までご連絡ください。