ローマックスが電動パワートレインの量産用設計・開発を行います。
ローマックスでは電動パワートレイン分野において業界をリードするシミュレーションソフトだけでなく、2007年からはお客様が抱える課題へのソリューションも提供してきました。電動システムと機械システムの相互作用というユニークな分野における深い見識力を生かし、ローマックスのeDRIVEチームは電動パワートレインに関してライト・ファースト・タイム設計(最初から正しく設計)をお届けします。
ローマックスのeDRIVEとは電動パワートレインの新製品導入プロセス(NPI)であり、社内の技術設計チームおよび当社のグローバル戦略パートナー会社がシステム開発のライフサイクルにわたって全般的なサポートを行います。
ローマックスのeDRIVEソリューションを採用することによりシステムレベルで次のような成果を実現できます:
CASEのトレンドに対応
自動車業界では規制強化、社会経済的な影響および移動手段に対する一般認識の変化によりパワートレインの電動化が最優先の課題となっています。ローマックスのeDriveは業界で主流の傾向となっている CASE – Connected(コネクティッド)、 Autonomous(自動運転)、 Shared(シェアリング)、 Electric(電動化)対応のモビリティを実現する電動パワートレインを提供するためのプロセスになっています。
パワートレインの電動化という新しい技術の開発にあたっては、技術革新を進めるための多大な努力や排気ガス目標を達成できない場合にはペナルティを課されるリスクが伴うため、技術的にも商業的にも従来とは違うアプローチが求められます。
eDRIVE領域の実績
機械部分の設計および解析:
- シフトのアクチュエーション機能
- システム設計および統合
- 空気力学および有限要素法の観点からのデザイン解析
- 冷却システムの開発
電気&電子技術開発
- 最適化されたe マシーンデザイン
- インバーター・パワーエレクトロニクスの定義と設計
- 高圧/低圧側の電気ハーネス
- モーター制御ユニット(MCU)のアルゴリズム
- SiL/MiL技術
- マシーンユニットのDVPテスト
- コンポーネントレベルでの機能的な安全性確認
制御およびシステムレベルの技術開発
- TCU/MCUの開発
- 埋め込みソフトの開発
- システムの統合
- システムレベルでの機能的な安全性確認
パワートレインの製造およびテスト
- グローバルなサプライヤー開発
- 部品調達および組みつけ
- システムおよびサブシステム単位でのテストおよび評価
「年々厳しさを増すお客様の要望に応え、より迅速な開発サイクルを実現するために我々は必要となる製品性能を満たしライトファイーストタイムを実現しなくてはいけません。ローマックスはその手助けとなってくれています。
「最新のプレミアム電気自動車の生産者である当ルーシッドモーターズは、電気機械ドライブトレインシステムの設計開発で世界をリードしているローマックステクノロジー社のビジネスパートナーであることを誇りに思っています。同社は我々に素晴らしいツールだけでなく、ずば抜けて優秀な技術やビジネスサポートも提供してくれています。当社がローマックスから学んだことは多く、優れたパワートレインのNVH性能目標を達成する大きな手助けとなってくれました。
「我々は最近有望なパワートレイン・コンセプトを開発しましたが、その際モデリングやシミュレーションだけでなく全てのデザインおよび効率性の計算のためローマックスのサービスを利用しました。
Follow us on